だいがく祭り!
大阪の各地でも続々と夏祭りが始まってきていますが、今回は私が生まれて幼少期を過ごした大阪市西成区玉出にある「生根(いくね)神社」で行われている「だいがく祭り」を紹介します
「だいがく祭り」は大阪の有名な夏祭りである「天神祭り」と同じ日程の毎年7月24、25日に行われています
祭りの名前にもある「だいがく」とは櫓の上に高さ約20メートルの柱をたて78個の御神燈をかかげていて、上部にはたくさんの鈴をつけた二段の山笠がついている巨大な山車です
古くは大阪各地の神社にあった「だいがく」ですが、戦災のため焼失してしまい、唯一現存しているものは疎開をさせて焼失を免れた生根神社所有の「だいがく」だけで、夏祭りの2日間だけ一般に公開されています
「だいがく」には大中小があり、神社の境内に「大だいがく」が据え置かれていて、日が暮れはじめると御神燈に火が灯され空が真っ赤に染まり、だいがく音頭の歌声と共に浴衣姿の人々が円を作ってだいがく踊りを披露します
櫓の上では法被に鉢巻きをまいた若い衆たちが威勢よく太鼓を鳴らし、「だいがく」をぐるぐると回し、時には上下に激しく揺らして山笠の鈴をシャンシャンシャンと鳴らす姿はとても格好よく、小さな頃の憧れの対象でしたね
大阪の下町の小さな祭りで天神祭の裏開催ですが、歴史的にも古く迫力もありますし、「だいがく」は大阪府の指定文化財になっている貴重なものですので、ぜひ一度ご覧になってください
YouTubeにも祭りの様子がアップされていますので検索してみてください
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